お遍路体験記 25日目 2017年4月1日


 道の駅でお昼ご飯のパンを購入。
 岩本寺の宿坊で知り合ったおっちゃんに会う。私のヨロヨロな歩きぶりを見て、心配してくれる。
 お遍路の旅を通して、いろんなおっちゃんに知り合ったけど、やっぱり、娘のいる人は、すごく細やかに気に懸けてるれるという印象。お礼に、アンパンをお渡しする。

 道の駅の椅子でひとりで休憩していたら、地元のおばちゃんが声を掛けてきた。
 昔は民宿をしていたが、宿泊客のモラルがあまりにも低いので、嫌になって民宿をやめた、とのこと。
「特に、大阪の客はあかん。ひどい」と、大阪人のディスりが延々と続く。後から気まずくなるのが嫌やから、「あの~、私も大阪人ですが」と言っておいた。
 大阪から車で来た客に、布団やら枕やらを盗まれたらしい。よくよく話を聞いてみたら、海沿いの民宿で、客の大半はサーファーだったみたい。お遍路が泊まる宿よりは、いろいろとトラブルがありそうではある。
 しかし、サーファーにもいろいろいるし、大阪人もいろいろやねんで。
「盗まれたことがはっきりしているんだったら、警察に届けなかったんですか」って聞いたら、「やっぱり、そこまではねえ……」とのこと。人情があるといっていいのだろうか。何年も根に持つぐらいやったら、警察にスパッと届け出て、早く忘れてもらったほうが、大阪人としては気分が良いのだけれど。
 アメリカのミシガンから来ているご夫婦がやってくると、おばちゃんは、さっと去っていった。
 待ち合わせしているわけではないけど、同じお遍路によく会う。皆が札所に向かって歩いているのだから、歩くペースが同じぐらいな人とはよく会うことになる。

 また一人で歩き出す。


 本日の宿に到着。
 大阪出身のご夫婦が経営している宿。
 基本的には歩き遍路の人しか泊めないらしい(自転車の人は、場合によっては泊めるっぽいけど、自動車の人はだめ。歩き遍路で苦労している人たちを応援する目的で経営している宿なので。


 夕飯のカレー。部屋で一人で食べるスタイル。


 朝食用のパンを、予め配ってくださる。


 部屋はとっても清潔。居心地が良かった。食事込みで、1泊3000円。大変ありがたい。

 iPhoneの充電ケーブルが死亡したので、近くのコンビニに買いにいった。紙の地図帳と同じぐらい、Google Mapを使用するので、iPhoneが使えないのは不便。
 足が限界なので、近くのコンビニへ行くのも一苦労。宿のサンダルをお借りして、ヨロヨロと歩く。なんとか買いに行けた。
 こんな調子で、明日も歩けるのだろうか。先が思いやられる。
 

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