再びTétéにハマる

 何かを書いている時は、たいていYouTubeを開いている。音楽や対談、インターネット・ラジオを聴いていることが多い。

 音楽の場合は、楽器けの曲は駄目。人間が歌っていないと。どうも人の声を聴いていないと、落ち着かない性分らしい。「歌詞が邪魔で文章が書けないから、歌の入っている音楽を聴きながらの執筆は無理」って人もいるけれども。私は逆。

 最近よく聴いているのは、Tété(テテ)の歌。

 セネガル系フランス人の歌手。5年前ぐらいにハマっていた。なんとなく物悲しい空気感が好き。京都でのミニライブに行った思い出もある(サインと握手をしてもらった!)し、Twitterで絡んでもらったこともあるよ! 笑った時に見える前歯の隙きっ歯がチャーミング。売れても歯の矯正をしないところがまた好きなんだよね。そのままが魅力的だし、矯正をすると声質も変わってしまうと思う。

↓これが一番好きな曲。 L’envie et le dédain(嫉妬と軽蔑)

 曲もさることながら、ビデオ・クリップのアニメーションの仕上がりにも感動。女性の人体の表現が素晴らしい。女性だったら、別の女性の人体を、この角度からは見ることはないよなぁ、と。

 このビデオ・クリップは、しばらくTétéの公式チャンネルから消えていた。最近、復活しているのを発見。

 アニメーションの女性の人体がヌードだから、てっきりYouTubeの運営からBANされたのか、と。でも、復活したということは、違う理由なのかも。勘違いだったのかなぁ。「これがBANされるんだったら、モリアーティのプライベート・リリーはなんでBANされへんのや! 実写でおっぱい丸出しやのに!」と疑問に思っていたのだが。

 モリアーティ『プライベート・リリー』も観る? 一応、リンクを張っておく。(年齢制限があるので、埋め込みができないみたい。興味のある大人の方は、YouTubeで観てください)

 ちなみに「プライベート」とは「傭兵」のこと。

 19歳の女の子が、傭兵に行くストーリー仕立ての歌詞になってる。
 自己評価の低い子で、自分には何も取り柄がないと思っていて、知り合ったアーミーの男たちが「可愛いね」と言ってくれたから、つい傭兵隊に入っちゃうという……。承認欲求は、わからないでもない。

 兵隊に行く人が、必ずしも高い意識を持っている訳ではないよね。
 私は20代の時に1年間だけネパールに住んでたけど、当時は王政反対組織の兵隊になった子供がたくさんいた。子供たちは政治的にどうのこうのというよりも、たとえば「兄ちゃんも入ってるから、僕も」とか、周囲の環境によって意味もわからず内紛に巻き込まれているような子がたくさんいたよ。

 この曲をリピートで聴いている時は、だいたい精神状態が悪いような。

 モリアーティの話はこのへんにして、Tétéの話題に戻りたい。

 ↓2番目に好きなビデオ・クリップ。Mon Tresor(宝物)

 何回観たかわからんぐらい観たわぁ。

 喧嘩別れした彼女が帰ってくるのを待っている。
 帰ってきたら渡すために用意した想い(プレゼント)が増えていく。
 時間ばかりが過ぎていって……。

 ここからはネタバレになるけど、

 ラストがいい!
 プレゼントは海に捨てるけど、彼女の写真は捨てないところが泣かせる。
 唯一、傍にいてくれる存在がサボテンで、トゲトゲがあって安易に触れ合えない感じが痛々しい。

 3番目に好きなビデオ・クリップは、公式から消えている。Fils de Chamって曲。L’envie et le dédainみたいに、また復活すると期待。

 ちなみにTétéの代表曲は↓これ。 À la faveur de l’automne(秋が好き)

 Tétéの人気を不動のものにしたのはこの曲だろう。フランスでも超有名。

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