大阪地裁傍聴記 生野区の殺人事件 ⑤ 2020年6月15日 1日目

(前回の記事の続き)

↓初回投稿から日にちが空いたため、登場人物を再掲載
【主な登場人物】
・角野(56歳)→被告人
・町河(45歳)→被害者。角野の交際相手
・嶋本→暴力団組員。角野の組員時代の兄貴分

【検察からの質問】
Q:リスペリドンの服用の中止は、自己判断か?
A:自己判断。睡眠薬を飲んでいれば眠れるし、リスペリドンは必要ないと思った

Q:事件当時、現場(角野の賃貸マンション)には鋏が2本あったが、そのうち1本を凶器に選んだ理由は?
A:単に取りやすい位置にあった

Q:凶器に選んだ鋏のほうが鋭かったからでは?
A:違う

Q:なぜ鋏? 庖丁を使わなかったのか?
A:庖丁は、郵便受けに保管していた
※以前に喧嘩をした際、町河が「手に庖丁を持ってるやろ? 怖い」と疑った。
 以来、庖丁が部屋にあると怖がるので、郵便受けに保管するようになった

Q:事件当時、殺意があったから鋏を持って被害者のいるバスルームに向かったのでは?
A:殺意はなかった。脅せば本当のことを正直に話すと思った
  少し傷めつければ、すべて白状するはず
(本当のこと=浮気)

Q:バスルームで町河との会話は?
A:はっきり覚えていない。町河が「ごめんね」と言った気がするが、夢かもしれない
  こちらから何か言った記憶はない

【弁護人からの質問】
Q:遺族に対しては?
A:大変申し訳ないと思っている

Q:町河の浮気等は幻覚だったと認めるか?
A:認めない。事実である

【遺族の意見】(町河の妹の文書を検察による読み上げ)
・町河には成人した長女、今年に中1になる長男、小6になる次女がいる
・長男と次女は現在、町河の妹が面倒を見ている
・長男には軽度の発達障害があり、町河は「私が長生きして、ずっと面倒を見ないと」と言っていた
・長男は夜も眠れない様子
・「姉の命を奪った角野が許せない」
・町河は角野を「友達」として家族に紹介し、子供たちとも交流があった
 →子供たちに「大人は裏切る」との心を植え付けた
・出所してきたら襲われるのではないか、と怖い(子供たちも怖がっている)
 →死刑にしてほしい

(1日目、終わり)

カテゴリー: 未分類 パーマリンク