傍聴中の強盗殺人事件の公判(全4回)も明日が最終日。傍聴に行けるように、徹夜で仕事を済ませます。
一昨日(公判3日目)には最終弁論がありました。裁判官が被告人に「最後に何か言いたいことはありますか?」と訊いたのですが、被告人の「特にありません」との返答に遺族が怒り心頭。ヴェトナム語で罵声が飛び交いました。
ずいぶん前に書かれた反省文を弁護士が読み上げた以外に、謝罪の言葉がなかったことが怒りを買った原因です。
どう考えたってここで謝っておいたほうが量刑が軽くなる可能性が高いだろうに、謝れないのはなぜなんでしょうね。プライドが邪魔をするのか、罵倒を受けて拗ねているのか、あるいは「ここは常識的に考えて謝罪すべき」との発想がないのか。私は非難したいわけではなく、被告人の心理を純粋に知りたいです。
判決は明日。