※ネタバレあり
私の住む大阪府豊中市には市民ホールがあり、何カ月かに1度の頻度で映画上映会があります。松本清張原作の『砂の器』が上映されるとチラシで知り、金曜日に観てきました。
観客のほとんどが高齢者で、私は浮きまくり。1974年、50年前に制作された映画だけあります。
映画の感想。熱い展開だった。ただし終わりがぼんやりしていた。
上映前に「とよなか山田会」(山田洋次さんを応援する会らしい。この映画は山田洋次さんによる脚本なので)の方のトークがあったのですが、「この映画は2回観てください」とのことでした。1回では理解できなくて当たり前だそうです。
構成の複雑さもあるけれど、ラストがわかりにくい。
父子が故郷を追われ、物乞いをしながら全国各地を旅します。故郷を追われた理由は、当時は不治の病として差別の対象となっていた病に父が罹患していたから。
2人は強い絆で結ばれていたけれど、父が隔離病棟に送られ離れ離れに。
(その2に続く)