作家の米澤穂信さんのご家族が行方不明になった事件、知ってます? 滋賀県の川に釣りに出たまま音信不通に。残念ながら遺体での発見となりました。死因がわからないですが、事件の可能性は低いみたいです。熱中症か、あるいは持病をお持ちだったのか。捜索中は米澤さんのTweetを追っていました。無事発見の報告Tweetに「いいね」を押したかったです。
米澤さんはこの件にはもう触れてほしくないみたいですので、今後は静観です。捜索で憔悴されていたようですので気になりますが。
最近、アメリカ在住のインドネシア人のリーダーがふさぎ込んでいて、どう慰めていいか迷っています。昨日のミーティングも体調不良で休みやったし、たぶんうつ状態です。
本人から聞いたうつの理由はいくつかあるのですが、引っ越しで環境が変わったことも大きな要因だったみたいです。
「大丈夫、ヒロちゃんと私がそばにいるから」と励ましのつもりで言ったのですが、それが逆効果に。
ヒロちゃんとはリーダーの飼っている猫。旦那さんがHero(英雄)と名付け、「ヒロ」と呼ばれています。私も宏美だから「ヒロちゃん」だし、ダブル・ヒロちゃんが味方だよ、という意味でなかなかうまいこと言ったつもりだったのですが、余計に落ち込ませてしまいました。引っ越しのときに、ヒロちゃんを手放したそうです。猫の飼える新居を見つけるのが難しかったことと、アメリカは広いので引っ越しに車で3日もかかり、そんな長旅はヒロちゃんには耐えられないだろう、と判断したそうです。
なのに私の発言でヒロちゃんを思い出させてしまいました。
慰めの言葉でもかけてあげたいけど、どう言っていいかわからず。またヒロちゃんの件みたいに余計に落ち込ませる可能性も。
特別な言葉はかけられなくても見守っていることだけ伝えようと、うつの人をさりげなく励ますフリー画像素材をいろいろと見て回りました。頭をなでなでしているかわいいイラストを送ろうとしたのですが、リーダーがイスラム教徒なので信仰上、気安く頭を触ってはいけないと思い出しました。危ねー、送るとこやったわ、と冷や汗をかきながら別のイラストをさがしました。動物たちが明るく手を挙げているイラストを発見、これならいいかな~と送ろうとしたところで、動物の中に豚が混じっているのを発見(イスラム教徒は……以下略)。
結局↓これを送っておきました。
もしかしたら戒律上でハグもだめかもしれんけど、もういいや。私は無知な異教徒なので、そこらへんはそっちで大目に見てもらおう。
気持ちは伝わっているといいですが、返事はまだないです。
……と、ここまで書いたところで返事がありました。今日の気分はだいぶマシみたいです。しばらく見守ります。