この週末は、久しぶりにゆっくりできました。珍しく締切に追われていなかったです。たっぷり寝て、大きめのカップでコーヒーを飲んで、梅田の映画館に出かけました。
『関心領域』は、久しぶりにいい映画体験を提供してくれました。不謹慎やけど、私はアウシュビッツを描いた作品が琴線に触れるみたいです。ずーっとしんどいシーンの続く映画が、私の精神状態に近くて居心地がいいんだと思います。
できれば誰かと一緒に鑑賞して、帰りにカフェで長々と感想を交換したかったです。語り合える相手が誰もいないので、しょーがないからYouTubeで映画解説動画を順々に観ています。映画の中で私が一番気になったシーンについて、誰も言及していません。他の人があのシーンをどう思ったか訊いてみたいです。
今週もずっと一人だったなぁ。
とはいえ誰かと一緒にいても痛い思いをするだけやし、今の状態がベストかもしれないけどね。体調もよくないから、相手に迷惑をかけそうやし。でも理解者がほしいとは常に願っている。私のことをわかってくれて、少なくともわかろうとしてくれて、信頼できる人。
とか言いつつ、自分の心をシャットしているから、自分のせいでダメなんだということも、だいたいわかってる。いまだに25歳のときのお別れを引きずっていて、毎日、お墓の場所が知りたいと思っていて、お墓には行きたいけど本人にはまったく会いたくないという……。もし本人が生き返るミラクルが起こったとしても、ちっとも会いたくないです、ほんまに。
理解者なんて見つからなくてもしかたがない。それはそれで私が孤独の中で寿命を迎えて死んでいくだけだから、誰にも迷惑を掛けないのでそれはそれでいい。でも希望は捨てないでおく。
小説の公募には挑戦しているけど、自分が評価されるかどうかとか、そんなんはどうでもいい。挑戦は自己成長のためにやっている。ずっと言い続けているけど、望むのは温かな人間関係だけ。だけど相手が誰でもいいわけではないから厄介。寿命まで耐えるのがきつい。