猫の飼い方教室に行ってきた話

 この前、YouTubeで、チャネリングの能力を使って先祖のメッセージをおろす企画を観ていたの。そしたらチャネラーさんから「ご先祖さまが『チーズを供えてくれ』と言っている」とのお告げが。急いでチーズを買ってきました。先日に亡くなったうちの父の好物はチーズだったのを思い出して。一番の好物は千鳥屋の千鳥饅頭やけど。普段はめちゃくちゃ寡黙な父が千鳥饅頭を食べたときに一言「こんなうまいもんは初めて食べた」とつぶやいたという我家の伝説があり、亡くなってすぐに千鳥屋に駆け込んで自宅用ばら売りの千鳥饅頭を買ってお供えした。お供えといっても、うちの玄関におまつりしている木彫りのガネーシャの前に三つほど積んで、手を合せただけやけどね。そういえば千鳥饅頭と同じぐらいチーズも好きやった。父がよく食べていた雪印の6Pプロセスチーズをお供えしました。ガネーシャを介して父ちゃんの元に届きますように。

 さて今日は、隣町の公民館で行われた「猫の飼い方教室」に参加してきました。猫を飼うつもりはまったくないんだけど、どんな話が聞けるのか興味があって。あいかわらず好奇心だけはいっちょ前に人一倍です。

 女性の獣医さんが、銀色の近未来的ロングスカートで登壇する不思議空間。

 内容は実に興味深い。猫を飼うことについて、私はほとんど何も知らないのだとわかった。たとえば、猫は一匹で飼うより二匹で飼うほうがおすすめらしいです。二匹を飼うともちろん餌代は二倍かかるわけですが、一緒に遊んでくれて寂しくなりにくいからいろいろと面倒がなくなるメリットがあるんですって。へええええ。

 ご自身もCAT LOVERである獣医さんによる「猫と幸せに暮らすには、まず飼い主が穏やかでいることです」との発言を聞いて、ああ、私には無理そうだ、との感想を抱きました。猫に癒されたいから飼うのではなく、猫を癒すためにこちらが穏やかでなければならないなんて。「飼い主の都合で接してはいけません。あくまで猫の都合です。猫と『遊んでやる』ではなく、猫に『遊んでいただく』です。猫の機嫌がよくて『触っていいよ』と寄ってきてくれるときは、ときには会社を休んででも撫でさせてもらってコミュニケーションをはかりましょう」とのこと。猫とのコミュニケーションはできそうやけど、人間界での社会的評価が著しく低下しそうな気が。やっぱり私に猫を飼うのは無理。

 猫型のぬいぐるみに埋め込んだマイクロチップをデバイスで読み取る体験とか、盛りだくさんで楽しかったなぁ。質疑応答の時間に、それぞれが飼っている猫のことを真剣に相談している様子も、猫への愛が伝わってきてホッコリ。また未知のジャンルの講習会があればぜひ参加したいです、猫に限らず。

 昨夜、短編を1つ書き上げました。月末の公募に応募します。

 確定申告は終わってませーん。

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