1日早いけど、3月をふりかえっておきます。
3月は心身の不調が続いて、とにかくしんどかったです。
せっかく生まれてきたのに、なんでこんなにしんどいことに耐えるばかりなんだろうと思いながら日々を過ごしています。5年前は毎日がつまらないことに怒っていたけど、今は諦めて耐え続けるしかできない心境です。
ちょうど去年の今ごろに起こったつらいことをいまだに引きずっていることもしんどいです。とにかくいろいろとしんどいです。一日一日を耐えている感覚。以前からずっと暗いので、今に始まったことではないのですが。
みなさんがどうやって日々の楽しみを見つけて前向きに生きているのか、本当に知りたいです。
3月で一番良かったことは、ジャーナリストの青木理さんの講演会に行けたことです。2018年に執行されたオウム真理教のグルと幹部たちの死刑について、事件の関係者たちが語るドキュメンタリー映画を観たあとで、青木さんのトークが行われました。
映画には、事件当時にオウムを糾弾していた滝本弁護士とか、被害者の奪還に注力していた永岡英子さんとかが出ていて懐かしかった。一連の事件からだいたい30年。私も映画の出演者も、みんな年を取ったなぁ、としみじみ。
滝本弁護士といえば↓この写真で有名なわけですが。
空中浮揚なんて誰てもできる、と自らが実証する写真を撮ったことで教団に目をつけられて〇されかけた人。
青木理さんの話を聞いた感想。
思慮深い人。実は人前で話すことが苦手で、自分の発言が他人を傷つけないか気にしている様子。そうした態度が、青木さん自身を反対意見を抱く人たちの攻撃から守っているんだろうなぁ。自分の意見をがんがん言う人って、鋭くて頭のいい印象にはなるけれど、反発を生みやすいよねぇ。そういう意味で青木さんは自己防衛に成功していて、だからこそ長くジャーナリストやコメンテーターを続けていられるんでしょう。
トークイベント以外で、3月で良かったこと。
2か月かけて書いた短編を、無事に公募に出せました。
ギリギリの闘いでした。