裁判傍聴に通っているのですが、見知らぬおばちゃんに話しかけられて困ってる。
順番待ちの列に並ぶときも、昼食中も、やたらめったら馴れ馴れしくしてくる。
私は気の置けない友人となら何時間でも話したい性分。おしゃべりのために出向くカフェでも、「そろそろ帰ろうか」と切り出すのはいつも友人。だけど気の合わない人に一方的に話しかけられるのは本当に苦手。
裁判傍聴では待ち時間が多く、絶好の読書時間として活用している。なのに見ず知らずのおばちゃんの無駄話に時間を奪われてくやしい。パトリシア・ハイスミスの『サスペンス小説の書き方』を読む貴重な時間を奪わないでほしい。まじで!
話してみたら、案外楽しいかもしれない。そう思い直して昼休みに話に乗ってみたのだが、これがちっとも面白くなかった。
おばちゃんの話してくれた内容:
・傍聴には久しぶりに来た
・自宅が裁判所に近いから(暇つぶしで)来ている
・派遣社員。コロナのときには時給が高かったが、最近は低賃金で困っている
・被告人は嘘を言ってると思う
・被告人の娘は何歳なのだろうか
・判決日は何時に来て並んだら傍聴席を確保できるだろうか
特に裁判内容については、おしゃべりのネタにしたくない。不謹慎だし、傍聴人の中には事件で心を痛めている関係者が含まれている可能性もあるし。
おばちゃんがトイレで席を外したときなど、隙あらば本を開いて「話しかけないでモード」をアピールするのだが、本から目を離すと怒涛のおしゃべりがまた始まる。腹が立つあまり、裁判所で新たな事件が起こりそうな予感すら……。
「静かに過ごしたいですので」と言ってもええんやろうか。相手に悪気はなさそうやし、なんだか言いにくくて。なるべくなら、他人には親切にしたいし。今通っている裁判はあと1回で終わるからなんとか耐えるとして、別の裁判で傍聴するときもまたおばちゃんに遭遇するかも。そう考えると憂鬱。今回の裁判が終わったら、しばらく傍聴はしないけれども。暑さで、通うのが難しくなるから。阪急梅田駅から裁判所まで40分ぐらい歩かなあかんのよ。
私だけではなく、他の人にも見境なしに話しかけてはる。寂しいのかなぁ。それともおしゃべりが止められない脳であるとか? 煙たがられても、本人は気づいてへんのやろうなぁ。おしゃべりよりも沈黙と読書を優先する人の気持ちを理解してもらうことも無理っぽい。