改めて多様性について考える

 こんばんは~。ちょっとだけ涼しくなりましたね。

 今日は京都の岡崎公園でぎょうざを食べてきました。

 裁判傍聴のため、京都地裁に通っています。今日で6日目ですが、まだ一度も傍聴券が当たりません。大阪地裁でも何度も傍聴券の抽選を受けていますが、一つの事件でここまで当たらない経験は初めてです。

 ただ、はずれてもあんまりがっかりしないです。「そういうもんかな」と。はずれたらはずれたで京都を散策して楽しめますし、夕方まで地裁に拘束されずに済みます。いつも家で仕事を明け方までに済ませて京都に出かけているので、かなりハードなんです。

 おそらくですが、小説の公募で落ちまくった経験から、自分が選ばれないことを諦められる忍耐が見に着いたのでしょうw

 とはいえ、傍聴券抽選以外の日常生活のささいなことには常にイライラしています。ホルモンバランスの乱れでしょうか。2018年ごろのイライラのピークよりはずいぶんマシなんですけどね。

 近ごろイライラしたことは、たとえば「ちいかわラッピング電車」。阪急電車の一部がちいかわのキャラクターでデコレーションされているんです。景観に合わないし、やめてほしい。でも子供たちが喜ぶなら我慢するしかないかーとも思うのですが、はしゃいで写真を撮っているのはだいたいがいい大人なんですよね。

 日本人の幼稚化が嘆かわしい。

 LINEスタンプのクリエイターが「丸くて白くて小さいキャラを描いていたらだいたい売れる」と言っていたのを思い出します。サンリオキャラ大賞の人気投票でも毎年シナモロールが1位ですし(丸くて白くて小さい)。

 私もこの齢になってまだセサミストリートのエルモが大好きなので、子供っぽい点においては他の人たちのことを言えないのかなぁ……。

 もう一つ、モヤモヤすることがあるんですけど聞いてもらえますか? 今度はイライラではなくモヤモヤです。

 ↓茂木健一郎さんのこのツイートについて、皆さんはどう思いますか?

 Twitter上では賛否両論です。

「たしかに茂木先生のおっしゃるとおり!」と膝を打つ人もいれば、「モーツァルト、ビートルズ、ボブ・マーリーって、チョイスが偏りすぎやろw」って意見の人も。

「茂木さんは物事を世界目線で見られて視野が広い」ととらえるか、「ジャニーズに対する偏見だし、視野が狭い」と考えるか。

 私は茂木さんと世代がちがうので、モーツァルト、ビートルズ、ボブ・マーリーを出されても共感しにくい。「そりゃ茂木さんの好みでしょ?」と突っ込みたくなり、「そーだそーだ」と安易に同意できないです。ジャニーズと海外アーティストはそもそも需要が違うので、対等に比べるのは海外アーティストに失礼かも。(と指摘する私もジャニーズに失礼かもしれませんが。)

 茂木さんってすごくいいことを言うときもあって尊敬するけど、たまにこういう偏った(他者に誤解?を招きかねない)発言をするよね。

 結局のところ、茂木さんみたいな「たまに偏っている(と誤解を生じさせる)人」の存在も多様性の一つのあらわれとして、ゆる~く受け入れるのが落としどころかと思うのですが、いかがでしょうか。(でも「ちいかわラッピング電車」は断じて許せん。絶対にだ。)

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